2021.05.24
<「コロナ陽性患者病床」及び「疑似症(疑い)患者病床」の設置について>
当院ではこの度、北海道の要請により新型コロナウイルス感染症重点医療機
関の指定を受け、一病棟を専用病棟とし「中・軽症コロナ陽性患者受け入れ病
床」と「コロナ疑い患者病床」を設置します。
5月中にゾーニング工事などの準備を行い、6月に専任チームによる体制で運用
を開始します。
これはコロナ患者の受け入れ先として地域の期待に応えると同時に、疑い患
者さんの待機病床の整備により通常医療をコロナ感染リスクから守り安全・円
滑に行い地域医療を守っていく事も大きな目的としております。
これまで外来においては既存の発熱外来の大幅な拡充工事により確実なゾー
ニング・換気設備を整え、併せて院内PCR検査機器の増設も行って参りました。
そして入院においては疑い症状の見られた患者さんの個室での管理、消毒の徹
底等を行って参りました。「疑似症(疑い)患者病床」の設置は通常入院、手術
の安全性を高めることに資するものと考えております。
引き続き安全な医療の提供に努めてまいりますので、皆様のご理解とご協力
を賜りますようお願い申し上げます。
2021年5月24日
苫小牧日翔病院 院長