苫小牧日翔病院(地図はこちら)
〒053-0803 苫小牧市矢代町2丁目9-13
当科では、消化器外科(胃・大腸・胆嚢・膵臓・肝臓等)のほか、気胸・甲状腺・乳腺・鼠径ヘルニアなどの疾患を対象としています。
当科の中核をなす腹部外科は、以前から標準手術と言われてきた開腹手術の他、最近、全国的に盛んに行われるようになってきた内視鏡外科手術も積極的に行なっています。
この10年で大腸癌手術・胃癌手術・腸閉塞手術などにも徐々に適応を広げてきました。そして現在、開腹手術と腹腔鏡下手術に明確な境界線を
引かずに両者の長所を融合させて、個々の患者様に最適といえる術式への微調整も意識するようになりました。
また、治療において何よりも大切なのは、安心感です。そのためにも、皆さんが日々思い・考えておられる疑問・不明な点を可能な限り減らしておくべだきと考えております。気軽に声を掛けてください。納得していただけるよう対応させていただきます。
平成2024年12月1日更新
曜日 | 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | 土曜日 |
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午前 | 櫛 田 |
崎 濱 (鈴木) |
飯 田 |
櫛 田 |
崎 濱 |
輪 番 乳腺外来:北海道がんセンター出張医(第4週目) |
午後 | ー |
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※乳腺の診察を希望される場合は、事前検査が必要になりますので、平日14:00~16:30に下記電話番号にお問い合わせください。第4土曜日の乳腺外来受付は午前11:00までとなっております。 苫小牧日翔病院:0144-72-7000 |
患者さん、家族そして医療者みんなが納得できる医療を心がけたいと思います。
最近10年で外科患者の治療方法が進化しました。たとえば鏡視下手術が胃癌、大腸癌にも行われるようになりました。以前に比べ切開創を格段に縮小する事が でき、創痛の軽減、早期離床、合併症の軽減に結びついています。私たちはこれからも手術、検査などの技量を高める努力を行います。
患者さんに優しい外科治療を心がけております。
0歳の時から通った樽前山が近くなりました。オーシャンビューの家でリフレッシュしながら 丁寧な治療、診療を行いたいと思います。
海と山に恵まれたこの土地が大好きです。皆様のお役に立てる様に頑張ります。宜しくお願い申し上げます。
特に悪性腫瘍において、放射線科診断専門医と密に連携しつつ、外科的切除範囲を決定しています。
術後は北大消化器内科教室 薬物療法専門医の医師にコンサルトし、当院で術後薬物治療も行っています。
1 胃癌:手術数は年間4−8例前後です。 最近は、ほとんど腹腔鏡にて手術を施行しております。 合併症なく、退院されています。 食道と胃の境界付近の癌については、従来通り開腹にて可及的に所属リンパ節も切除しています。
(写真:腹腔鏡下幽門側胃切除後4年目の患者さん)
2 大腸癌:手術数は 結腸と直腸を併せて、年間25例前後です。2017年以降、腹腔鏡の占める割合は、90%以上を推移しています。
3 肝胆膵悪性腫瘍:肝臓切除術や膵頭十二指腸切除術など、高難度手術が必要となります。当科では、安全確実な手術をモットーとして、患者さんが元気に退院できるよう努めています。
4 乳癌:年間10−20例前後の手術を行っています。部分切除の割合が増加傾向ですが、腫瘍径や整容性などにより、術式を決めています。近年、乳癌に対する薬物治療の急速な進歩に伴い、術前に原発巣と腋窩リンパ節転移の縮小を図った上で、切除するケースも増えております。
5 鼠径ヘルニア:間40−60例前後の手術を行っています。最近では、そのほとんどを腹腔鏡にて手術を行っています。安全性や整容性に優れ、ご満足いただいております。
6 急性虫垂炎:ほぼ全例腹腔鏡にて手術を行っています。症状が軽い場合、抗生剤のみで治癒を目指していきます。
7 急性胆嚢炎、胆石症:年間15−20例の手術を行っています。ほとんどは腹腔鏡手術にて行っています。