医療法人社団養生館|苫小牧日翔病院

脳神経外科|苫小牧日翔病院

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〒053-0803 苫小牧市矢代町2丁目9-13

当院の脳神経外科は、開院以来の24時間救急医療体制を堅持しており、苫小牧市内のみならず、胆振・日高管内からの救急車の受け入れを積極的に行っております。脳卒中、頭部外傷、意識障害、けいれん発作、頭痛発作、めまい、パニック障害等多岐にわたる疾患の患者様が運ばれてきます。
当院では、平成23年11月よりフィリップス社製の最新式の血管撮影装置を導入。1.5TのMRIなら びにヘリカルCT等と組み合わせ、正確に診断し、早急に治療できるように心がけております。
当科は、日本脳神経外科学会認定の専門医と日本脳神経血管内治療学会認定の専門医の両方が常勤している市内唯一の施設です。脳動脈瘤や頚動脈狭窄を中心とした脳血管疾患に対し患者さまごとに最適な治療法を検討し最先端の治療を行っています。

外来担当医師日程表

脳神経外科

平成29年7月1日更新

曜日 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日
午前

石 崎

菊 地

石 崎

石 崎

菊 地

石 崎 or 菊 地

午後

石 崎

菊 地

検 査 or 手 術


 

検 査 or 手 術


もの忘れ外来


石 崎

菊 地

 

脳神経外科の担当医師

 
脳神経外科 部長
石崎 賢一

平成6年 岩手医科大学卒業
資格
  • 日本脳神経外科学会 専門医
  • 日本脳卒中学会 認定脳卒中専門医
  • 日本認知症学会 指導医 専門医

「医療人たる前に誠の人間たれ。」という精神を持ち、病める人の視点に立ち、謙虚で、人間性豊かな医師として診察ならび治療を行いたいと思います。


 
脳神経外科 医長
菊地 統

平成12年 旭川医科大学卒業
資格
  • 日本脳神経外科学会 専門医
  • 日本脳神経血管内治療学会 専門医

脳血管内治療の詳細や本治療法をご希望の方は、お気軽にご相談ください。


当科が診察する主な疾患

  • 頭痛(筋緊張性頭痛、片頭痛など)
  • 脳卒中(クモ膜下出血、脳出血、脳梗塞など)
  • 脳腫瘍
  • 脳血管内疾患(脳動脈瘤、内頚動脈狭窄症など)
  • 頭部外傷
  • てんかん
  • 顔面けいれん、三叉神経痛
  • 感染症(髄膜炎、脳炎など)
  • 認知症(アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症など)
  • 神経内科疾患(パーキンソン病など)

脳血管内治療とは

脳血管内治療(あるいは手術)とは、鼠徑部より超極細の管(カテーテル)を頭蓋内血管まで挿入し、レントゲン透視下に血管内部から脳血管疾患を治療する比較的新しい分野です。
従来からの開頭手術では治療困難であった病変に対する新たな治療法の1つとして、あるいは、これまでの大掛かりな手術に代わる「切らなくて済む手術」として近年、脚光を浴びるようになってきました。

当院では、くも膜下出血の原因となる脳動脈瘤や脳梗塞の原因の一因となる頚動脈狭窄症に対し、血管の中からアプローチする脳血管内治療を積極的に導入しております。


脳動脈瘤について

脳の動脈の壁が一部薄くなって、風船のように膨らんだ状態が脳動脈瘤です。
瘤が破裂するとクモ膜下出血を起こします。激しい頭痛と吐き気に襲われ、重症な場合には意識がなくなり、放置すると約50%の人が死亡、もしくは重篤な後遺症を残すと言われています。
多くの場合、動脈瘤は破裂してもすぐに自然に止血します。しかし、48時間以内に再破裂することが多く、その場合症状はより重症になります。このため、できる限り早く動脈瘤を処置し、再破裂を防ぐことが治療の第一歩となります。近年では脳ドック等で破裂する前に動脈瘤が発見され、手術をするケースも少なくありません。

脳動脈瘤の血管内手術の方法は次の通りです。

手術は血管撮影室で行います。レントゲン透視下で足の付け根の動脈(大腿動脈)からマイクロカテーテルと呼ぶ細い管を動脈瘤の中へ送り込みます。マイクロカテーテルの中に、形状記憶されたプラチナの糸(コイル)を送り込み、動脈瘤の中で糸を巻くようにして丸めながら動脈瘤の中に充填し、切り離して置いていきます。

動脈瘤の入り口は血の塊が出来た(血栓化)後に血管の内側の膜が伸びてきて覆われると考えられています。
すべての動脈瘤が塞栓可能とは限りません。
例えば入り口の広い動脈瘤はコイルが周囲の血管内に飛び出してしまい、技術的に治療困難な場合があります。風船のついたカテーテルを用いて動脈瘤の入り口をふさぎ、コイルが飛び出さないようにしながらコイルを挿入するテクニックもありますが万能ではありません。
比較的歴史が浅い治療法ですので、長期的な再出血の危険性などについてはまだ明らかとなっていないことがあります。しかしながら、開頭手術に比べて患者さんの精神的・肉体的な負担が少なく、今後も器材の進歩などで治療適応の拡大が期待されている分野といえます。

症例:未破裂内頚動脈瘤

頚動脈狭窄症について

この病気は、心臓から脳へと血流を送る首の動脈(内頚動脈)に、動脈硬化が進行し血管内腔が細くなったものです。狭窄は進行すると血液の流れが妨げられ脳に必要な血流が流れなくなったり、蓄積したアテロームや血栓が脳の血管に飛んで末梢の血管を詰まらせることにより、脳梗塞を起こす危険性が高いと考えられています。

脳梗塞を起こすと様々な神経症状を残したり、死亡に至る可能性があります。

狭窄が軽度であれば、内服薬の治療で狭窄の進行予防が第一となりますが、中等度以上の狭窄では内服薬のみでは狭窄が改善することは考えにくく、外科的な治療が必要と思われます。
治療は、切開手術する方法(頚動脈内膜剥離術)と、血管の中からアプローチする方法(経皮的頚動脈ステント留置術)=血管内治療の二つの方法が考えられます。

当院では切開手術に対する危険因子を有する患者さんに対してもステント留置術による治療が可能です。

頚動脈狭窄症に対する血管内手術の方法は次の通りです。

手術は血管撮影室で行います。レントゲン透視下で足の付け根の動脈(大腿動脈)からマイクロカテーテルと呼ぶ細い管を病変近くの頚動脈まで誘導し、バルーンと呼ばれる風船のついたカテーテルで病変を広げたり、ステントという金属製の円筒を置いて狭くなった血管を広げます。

問題点としては血管の中のアテロームや血栓を操作するため、治療中にこれが末梢の血管に飛び、脳梗塞を引き起こす可能性があります。これを予防するため、まず始めに直径5-7mmのフィルターや血流遮断用のバルーンを先行させ、治療中の血栓の飛散を防ぎ、治療が終わった段階でこのフィルターないし血流遮断用バルーンを格納して回収します。

症例:左内頚動脈狭窄症

年間実績

脳神経外科の年間(年度)外来患者数

脳神経外科の年間(年度)手術件数