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〒053-0803 苫小牧市矢代町2丁目9-13

臨床工学科

「世のため、人のため、己がため」の精神の基

病院内で、医師・看護師・コメディカルとチームを組んで生命維持装置の操作を行っています。
また、医療機器が何時でも安心して使用できるように保守・点検も行っています。
今後、益々増大する医療機器の安全確保のためと資質の向上を目的とし、関連学会が独自で行っている学会認定も習得してきています。臨床工学技士は医療機器の専門医療職です。当院での業務の一部をご紹介致します。

臨床工学科の主な仕事について

人工透析業務

治療が始まる前に機器や器材の準備をして、治療中は看護師とともに患者様の状態と機器が正常に動作しているか、観察しています。
メーカー主催の講習を受講したスタッフが、治療装置の定期点検や消耗部品の交換を実施し、装置を安全に使用できるよう努めています。

心カテ業務

当院では重荷冠動脈造影、経皮的冠動脈形成術、ペースメーカー植え込み、薬物負荷試験、電気生理学的検査などを行っています。
CEの役割としては清潔野介助、ポリグラフ・血管内エコー装置などの器械操作、保守点検を担当し他職種のメンバーと協力し合い安全でスムーズな検査・治療を行えるよう努めています。

人工呼吸器業務

患者様に使用中の人工呼吸器が正常に動作しているか、医師の指示通り設定されているかなど点検しています。また、人工呼吸器の使用前点検や使用後点検を実施し、安全に使用できるように努めています。

高気圧酸素治療


高気圧酸素治療は人工的に大気圧より高い気圧環境を作り、その中で高濃度の酸素を吸入することで症状を改善させる治療で、この装置の操作と保守管理を行っています。

中央管理業務

輸液ポンプやシリンジポンプなど様々な医療機器を安全に使用できるように、管理・修理・点検しています。

血液透析法について/透析療法部門

装置はDCS-100NXが主ですが、全ての装置が透析通信システム(FutureNet)と連携され、透析療法の安全性向上とスタッフが患者様と接する時間をより多く持てるようにいたしました。

血液透析法 ( HD:hemodialysis )

患者さんの血液を血液浄化器に通して血液浄化器の膜を介して透析液と接触させ、水・電解質異常の是正と患者さんの体内に蓄積した毒性物質の除去、体内で不足している物質を補充する方法です。
対象にしている原因物質は中分子量物質以下(分子量5,000以下)です。

血液濾過法 ( HF:hemofiltration )

患者さんの血液を血液浄化器に通して限外濾過圧で濾液を除去し、補充液を注入することで、体液・電解質平衡の是正を行う方法です。
中分子量物質の除去には優れていますが、小分子量物質の除去性能は悪いです。対象にしている原因物質は分子量1,000~50,000です。

血液透析濾過法 ( HDF:hemodiafiltration )

HDの小分子量物質の除去性能の良さと、HFの中分子量物質の除去性能の良さを合わせた方法で、血液浄化器を使用してHDを行いつつ、6L前後の限外濾過と補充液注入を行います。

無酢酸透析 ( AFBF:acetate free biofiltration )

通常HDに使用する透析液には少量の酢酸が含まれていて、その酢酸が血圧の低下、頭痛、悪心、嘔吐などの悪影響(酢酸不耐症)を及ぼすことがあります。
AFBFは酢酸が全く入っていない為、酢酸不耐症になることなく透析することができます。

血液透析法について/アフェレーシス部門

使用する機械は
ACH-Σです。


直接血液吸着法 ( DHP:direct hemoperfusion )

患者さんの血液を直接吸着器に通して、化学的反応を利用して血液中の病因物質を吸着材に吸着させ除去する方法です。

持続血液透析濾過法 ( CHDF:continuous hemodiafiltration )

長時間かけてするHDFで、一時間当たりの透析液流量、血流量、補液量、除水量が通常のHDFに比べて少なく、そのため体液・電解質の是正や除水が緩徐で循環動態に影響を与えにくい方法です。

血漿交換法 ( PE:plasma exchange )

患者さんの血液から血漿分離器で血漿を分離除去し、正常な血漿と入れ替える方法で、血漿中に含まれる全ての物質を除去できる為、ほかの方法で除去できない毒素に対しても効果があります。

二重膜濾過血漿交換法 ( DEPP:double filtration plasmapheresis )

血漿分離器で分離した血漿を、濾過器に通して目的とする物質を選択的に除去する方法で、目的の物質を濾過された血漿は体に戻す為、補充する血漿や置換液はPEより少なくて済みます。しかし、適応になる疾患はそれほど多くありません。

腹水濾過濃縮再静注法 ( CART:cell-free and concentrated ascites reinfusion therapy )

肝臓疾患のなどで、おなかの中にたまった水(腹水)をバッグに取り出し、濾過器を用いて細菌やがん細胞等を除去した後、濃縮器で除水してアルブミン等の有用な物質を濃縮して再び体内に戻す治療法です。

機器管理部門

人工呼吸器

人工呼吸器は呼吸器系に疾患のある患者さんや、手術後の回復期に患者さんの呼吸の補助の目的などで使用する機器で、様々な呼吸補助様式を備えています。

人工呼吸器


輸液ポンプ

患者さんの体内に薬剤を投与する方法の1つに自然落下による滴下が行われますが、この手動的な方法ではあまり精密な輸液は望めません。
輸液ポンプは機械的な力を利用し、より正確な輸液投与を可能にする、病院内で比較的多く使用される医療機器の1つです。

輸液ポンプ


シリンジポンプ

シリンジの外筒を固定し内筒をポンプの力で徐々に押し出す機械です。輸液ポンプに比べて安定した精度の高い注入が可能で、流量を細かく設定できます。

シリンジポンプ


フットポンプ


フットポンプ

使用例
患者さんの脚を空気で圧迫することにより静脈の血行を促進し、静脈血栓塞栓症の予防と血液のうっ滞や、浮腫を軽減する目的で使用する機器です。

血液ガス分析装置

動脈血の酸素や二酸化炭素、pHなどを測定する装置です。。

その他の管理機器


麻酔器

除細動器

低圧持続吸引器

心電図モニター

その他に、麻酔器、除細動器、胸腔ドレナージに使用する低圧持続吸引器や、心電図モニターなど医療機器全般を管理しています。